2025年12月18日
森の担い手育成事業(ドローン等研修事業)


12月10日(水) 森の担い手育成事業(ドローン等研修事業)
GNSSやドローン、地上型レーザーなどを活用した林分材積測定装置のデモンストレーションを、株式会社トリンブルパートナーズ中国の技師森ケンジ様にしていただいた。3年生が毎木調査した林分を人工衛星からの位置情報を元に、ドローンで測定した画像と地上型レーザーで測定した画像を点描化し、テープを巻いた樹木を、ガウシアンスプラッティング(高精細な3D化する技術)により確認し、地上1.2mの樹木胸高直径と樹高から材積を求める手法を見学した。生徒は、わかりやすい説明と、ドローンの操作技術や高い操作性に感心し、自分が見ている景色をドローン画像や地上型レーザーにより多角的に見ることができ驚いていた。また、学習室では、事前に測定されたデーターを解析、点描化された画像により、少人数で測定できることを確認した。


生徒からは「学校にはない機械を見て、機械のレベルが上がっていると思った。自分が想像していたドローンは小さいドローンだったけど、実際に見てみるととても大きいものだった。飛ばしてみると風が吹いていても安定しており、自分がいるところを認識して何も操作しなくてもその場にとどまり続けることに一番驚いた。あらかじめコースを決めておけば自動飛行させられるし、通信が切れたりバッテリーが少なくなると設定した場所に帰ってきたりと、初めて見る技術ばかりでとても新鮮だった。ドローンで撮影したものを教室で確認すると、森がとても細かい点で細部まで表現されていてとてもすごいと思った。あと休憩時に食べたカップラーメンがおいしかった。」という声がありました。