2026年10月1日
課題研究 「炭焼き」


昨年度より、森林コースでは森林廃棄物の利活用をテーマに、課題研究で炭焼きに取り組んでいます。本年度も三年生5名が取り組み、樹木園より伐採した竹や枯れ木、倒木などを炭にする実験を行っています。
① まずは世界中どこの国でも行われている「伏せやき法」で製炭に挑戦しました。「伏せやき法」は炭やきのための窯を築かず、地面に20cmほど穴を掘る最も古いタイプの方法で、準備するものは煙道用の煙突と屋根用のトタン1枚、あとはスコップがあれば炭やきができる素朴で簡単な方法です。
② 次に「低温炭化装置」を使って炭焼きをしました。この装置は酸素(空気)の流れを遮断できる窯で、窯内の温度も計れるようになっています。
どちらも焚口から点火して徐々に火の勢いをつけ、煙の色と量を見ながら通気量を調節しました。汗を
流しながら、煙が目にしみたり煙の香りを味わったりの作業が続きました。ほぼ半日後、煙の色が透明に
なったとき焚口と排煙口を完全にふさいで密閉し、消火を待ちました。


行った後の変化や感想:
生徒からは「「伏せ焼き法」では焚口側では小さな炭が多く、真ん中ではいい炭ができていて、煙突側では炭になっていない材があった。
「低温炭化装置」では、温度をきちんと管理し一定の温度で焼くことができたため、ほとんどの竹が良い炭になっていた。
はじめての炭づくりでとても大変でしたが、とても良い経験になりました。」という声がありました。